新学期がスタートしました

[更新日:2018年04月30日]

4月と言えば花見。花見は春の楽しみの一つです。そんな花見はどうやって普及したのでしょう。
実は、徳川吉宗が倹約令によってたまった庶民のうっぷんを晴らすため推奨したものらしいです。こうして、お上の推奨のもと全国的に普及して現在に至ります。桜の花粉には興奮作用をうながすエフェドリンという成分が含まれています。ですので楽しくて騒いでしまいがちになるわけです。言い換えれば花見は日頃のうっぷんを晴らす最良の機会の一つであるというわけです。

さて、その桜の花の咲く頃は新学期開始の時期でもあります。
また多くの人は新学期に新たに目標を立てます。新しく立てた志に基づき、自分の目標を見つめなおしてください。各々異なるとは思いますが、みなさんの多くは「勉強できるようになる、成績を上げる」という目標を立てている人と思います。

では「勉強できるようになる、成績を上げる」とはどういうことでしょうか?
それは「自分ができない事をできるようにする」ことです。だからこそ「知らなかったものを覚える、間違えた問題を自分一人の力でできるようにする」ということに全力を注げばいいのです。
もっと具体的に考えてみましょう。例えば算数、数学の文章題が苦手だという人がいるとします。計算自体が苦手な人もいるでしょうし、問題文の意味を正しくとらえられない人もいると思います。前者の場合は計算ルールを確認し、練習して精度をあげることでしょうし、後者の場合は算数・数学ではなく、新たに国語の授業を受講して文章の意味をしっかりとらえる練習をすることにあるはずです。

 現在の自分自身と目標にしている自分を比べ、その差がどれだけあるか考えて下さい。えてして自分の弱点は自分には見えにくいものですから、その後は担当の先生に伝えて相談してください。授業の取り方、受け方、注意すべき点など親身になって考えてくれます。

シュレディンガーの猫より