英検2級合格!その後は、、、

[更新日:2017年11月08日]

念願の英検2級に晴れて合格、さて次の目標は、、、? 
これは英語学習に意欲的な香港在住の生徒がよく行き当たる問題です。順当なところでは、英検準1級、TOEIC、TOEFL、IELTS、国際英検、ケンブリッジ英検などが考えられます。もし皆さんが大学受験を控えた高校生ならば、国内進学、海外進学志望を問わずTOEFLを選択するのが妥当でしょう。海外進学は言うに及ばず、国内進学で帰国枠入試制度を利用するにしても今やほとんどの有名大学がTOEFLスコアの提出を要求しています。またTOEFLでは日本の大学の1、2年で取り扱ういわゆる一般教養レベルの題材を元に問題が作成されていますので、まさに高校生の皆さんの知的好奇心にマッチする内容となっています。

しかし、皆さんが中学生、もしくは小学生の場合、どのテストを選択するかには少し注意が必要です。英語検定協会によると英検準1級は本来大学生を想定して作成されているテストですので、その分アカデミック度が高くなります。そのため個人差はあるのですが、小学生の場合、準1級レベルの英単語は日本語の意味もよく理解できないということが起こりえます。また長文も大学生向きの内容ですので、英語力以外の部分でかなりハンデを背負うことになります。さらに2017年現在、英検準1級は香港では受験できませんので、一次二次試験で合計2回日本まで行くことになります。ですので、受験などでどうしても必要な場合以外は、日本に本帰国されてからじっくり受験されるのが良いかもしれません。

もちろん、どのテストを選択するにしてもそれぞれ一長一短はあるのですが、さまざまな要素を考慮した結果、香港で小中学生が英検2級合格の次に受験すべきテストとしてはTOEICが最適かと思われます。その理由ですが、先ず何よりも得点が合格不合格ではなく10~990点の5点刻みで表されますので現状の力が把握し易く、目的もより明確に設定することができます。次に、ややビジネスよりにはなっていますが、アカデミック度の高い他のテストに比べ日常生活で使用するレベルの英語をもとに出題されていますので、小中学生の皆さんにも比較的理解しやすい内容になっています。また、ほぼ毎月香港で受験できますのでより気軽に受験することが出来ます。そして言うまでもなく日本国内での知名度は抜群で、ほとんどの駐在員の方にTOEIC受験の経験があり、親子でスコアを競い合い切磋琢磨できる英語テストという点も魅力です。高校入試においてもICU、同志社国際高校など複数の有名校がTOEICを英語力査定の指針として採用し始めており、将来的にこれらの学校への進学を意識している皆さんは今からできる受験対策の一環としてTOEICの学習を始めてみてはどうでしょうか。

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